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『海外難民の視力スクリーニングと眼鏡寄贈活動』
例会プログラム 2003年10月3日

株式会社富士メガネ
代表取締役社長 金井 昭雄


1983年、当社創業45周年記念事業の一環として開始されたこの活動は、国連難民高等弁務官(UNHCR)が管理する海外の難民キャンプや保護施設を直接訪問して実施されます。今日までタイ、ネパール、アルメニアの3ケ国で実施、20年目を迎えた今年、11月に予定されているネパール訪問で通算21回目の現地訪問となります。

このプロジェクトを通じて寄贈される眼鏡は、当社で営業の合間に製作される新しい眼鏡です。現地訪問のチームも主に当社社員で構成され、延べ92名が参加しました。UNHCRの要請により、このプロジェクトを通じて寄贈された眼鏡は9万1千組余りとなりました。

このプロジェクトでは、眼鏡や眼鏡選定に必要な視力検査器具等を寄贈するほか、直接現地を訪問し、難民一人一人の視力測定を行なった上で眼鏡を選定、かけ具合を調整して眼鏡を手渡します。また、現地での継続的なサービスの提供が可能となるよう、スタッフの技術指導、育成、日本での研修受入れほか、近年は現地の需要に応え、補聴器や眼内レンズも寄贈されています。

今年の7月末から8月にかけて実施したアルメニアでのミッションは、UNHCR本部(ジュネーブ)が運営するホームページで紹介され、「UNHCRと1企業が20年に亘って確立した難民の視力改善活動のためのパートナーシップ」と表現され、その記事の日本語訳がUNHCR日本・韓国地域事務所のホームページにも掲載されました。

海外の難民キャンプや保護施設での活動は、UNHCR現地事務所、スタッフをはじめ、国際的なNGO、自治体の担当職員、難民自身など、大勢の協力を得て初めて可能となり、多くの難民、関係者から喜ばれ、歓迎されています。

サービスを提供する私共にとっても、あらためて本業である眼鏡の仕事の本質と重要性を認識する機会となると同時に、毎回新鮮な感動と一生忘れがたい体験をする貴重な機会となっております。



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