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『介護老人保健施設における高齢者ケア』
例会プログラム 2002年9月13日

厚別老人保健施設ディ・グリューネン 副施設長 長谷川美栄子


  1. 介護老人保健施設は、介護保険法に基づいて運営される介護保険施設です。病気や障害のため家庭で生活することが困難な高齢者の方に、生活リハビリテーションを中心としたケアを行う施設です。基本的には、病院で治療を終えたけれども介護が必要となった高齢者の家庭復帰を目指しており、訪問看護ステーションやヘルパーステーション、在宅介護支援センターを併設し、トータルな在宅支援を実施しています。

  2. ご利用できる方は、要介護認定をされた高齢者です。

    入所サービス要介護1〜5
    短期入所サービス(ショートステイ)要支援、要介護1〜5
    通所リハビリテーション(デイケア)要支援、要介護1〜5

    脳血管障害後遺症や痴呆の方のご利用が多くなっています。

  3. 痴呆は、短期記憶障害と見当識障害が主な症状です。

    痴呆の方の行動には全て理由があります。過ちを正したり、叱ったり説得したりするのは逆効果です。「だめ」「いけません」は禁句。相手の世界に合わせることがポイントです。

    不自由なことが多くなっている方々が、少しでも自由を取り戻すことができ、楽しく暮らせるように支援することが大切です。

  4. 施設は地域の資源であり、地域ぐるみのチームアプローチで、ご利用者やご家族の日々のQOLを維持・向上させることを目指し、市民参加型の医療・福祉を追及しています。

    ケアを受ける人も、ケアを提供する人も、人間が人間らしく幸せに生きていくために相互に影響し合うことが必要と考えています。



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